ギター好き!22 (コードの攻略! C A G E D(ケージド)② Aフォーム)
こんにちは おきな丸です。
今回は引き続いて「C A G E D 」の説明をしていきます。
まずは、「Aフォーム」からです。この形はギターでも演奏しやすく、重宝しますので是非、お役立てください~。
「Aフォーム」は5弦にルート音がある形であることを理解してください。
この5弦が「A音」だから、コード名は「A(メジャー)」になる形です。ですから、この形のまま、音が変わればコード名も変わります。
厳密には3弦にも、ルート音である「A音」があるのですが、今は「5弦にルートがある」形で説明します~
例えば、
この形のまま1フレット分、上がって「5弦と1弦が1フレットで2~4弦が3フレット」になると、5弦1フレットの音が「A♯」か「B♭(ビーフラット)」ですので
コード名は「A♯」又は「B♭」になります。
「ルート音」の次に意識する音は「3度の音」です。
上記の「A」はメジャーコードですので、長3度の音がどこなのか?を意識します。
3度の音が「長3度(Major 3 M3)」か「短3度(minor 3 m3)」かで、コードが大きく変わるので意識してください^^
「Aフォーム」に於ける「3度」のポジションはこうなります。
2弦が3度を弾いている事になっています。これを意識しておきましょう^^
上記の「A」ではメジャーなので「長3度」ですが、
これを半音下げて「短3度」にすれば、「Am」のマイナーコードになります。
譜例を見て解ると思いますが、「A」と「Am」の差は、2弦のポジションだけで他は同じままです。
2弦が「3度の音」を弾いているので、そこだけを変えれば「~M」か「~m」に変わる訳です^^
当然ですが、この原理は「Aフォーム」で弾いている時は全てのポジションに当てはまります。
「Aフォーム」のまとめです。
「Aフォーム」の構造はこうなってます。
① コードのルート音は5弦と3弦にある。
② コードの「長」「短」を決める3度は2弦にある。
この2点を意識しておけば、
他のポジションでも簡単に「長」 「短」の両方のコードが弾くことが出来るようになります。
補足として、譜例に「完全5度」も入っていますが、5度はコード構成音的には、重要な音では無く「響きに厚みを増す」等、
で使われるので場合によっては省略されることも多々、あります。なので今回は特に説明もしていません^^;
例として、「Aフォーム」での他のコード表も載せておきます~
見ての通り、「Aフォーム」の形のまま、ずらしているだけです^^;
敢えて何も書き込んではいませんが、「A」以外のコードも説明としては同じになります。
各コードを押さえた時に、2弦を1フレット下げれば各マイナーコードになります。
右端の「G」の次は12フレットで再度「A」に戻ってきます。
そのあとは、表記のポジションに12を足して押さえれば大丈夫です。
(ハイポジションなので弾きづらい等、は置いといて、原理としてはそれでいけます!^^)
簡単な応用として、
「Aフォーム」だと、基本的に1~5弦を使って弾く形が多いですが、「コード」としての構成音が入っていれば良いので
場合によっては、1~3弦の3本だけを使って弾く形もあります。
(要は「Aフォーム」の4弦と5弦を省略する形です^^)
特に低音担当楽器が居たりするときは
音が重なったりすることもあり、この形でバックを弾いたりします。
この場合は3弦がルートになります。
「A」だと、「ラ ド# ミ」の3音があればいいのですが、丁度1~3弦でその通りの音が出ているので
4弦 5弦は鳴らさなくても「A」のコードとしては成り立つからです。
1~5弦、全部は押さえにくい人も、この「Aフォーム」の1~3弦で弾いて実感してみてください。
2弦を1フレット下げると「マイナーコード」になるのも、そのまま応用してください^^
例として、フュージョン系やラテン系に見られるような、ギターが軽い感じでコードバッキングをするときは
この形で弾く事が多いですね^^
有名な曲としては、
「ビートルズ」の名曲、「8days a week」のイントロのギターも、この原理ですね。
シンプルに「D」 「E」 「G」 の3つですが、上記のように「Aフォーム」の1~3弦の形+4弦オープンです。
実際に弾いて体感してみてください。
開放弦を使う形での「D」 「E」 「G」とは、微妙なニュアンスの違いが出ていますよね。
厳密にいうと、低音が常に4弦オープンの「D」音が鳴っているので、まんま「D E G」とは言い切れませんが
「Aフォーム」の実例の一つとして、捉えてください^^;
残りのフォームも順次、説明していきます~
それでは、今日はこの辺で^^
ありがとうございました。
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