必笑!おきな丸~教則本に書いていないギター上達のコツ

ギター好き!13(現場の楽譜とコード理解 序章)


こんにちは おきな丸です。

今までに書いてきた「リズム」練習例等、参考になってますでしょうか?
少しずつでも継続して行っていると、成果がそろそろ出てきていると思いますが
いかがでしょうか?^^;

記事の説明が良くわからない所がありましたら、
コメントなりメールフォームで聞いてくださいね。
(出来る限り、細かく解説します~)

 

今日は前回までの流れで、「コード」の話をしようと思います。

ここまで音楽理論的な事は出来るだけ排除して書いてますが、
どうしても「コード」の理解には理論的な事の理解が必要になります^^;

「音楽理論」と聞くとジンマシンがでてくる人も居るかと思いますが、
(当然、私もその一人でした!)

「コード」の簡単な理屈だけでも理解できるようにしておくと
それだけで(演奏面だけでなく)大きく幅が広がります。

雑誌等に載っている譜例で基本的なコードを憶えるだけでも良いのですが、
それだけだと先がすぐに見えてしまって、演奏に幅が出ません^^;
(大体の本には、ローポジションの基本形が載ってます)

 

例えば、「好きな曲の譜例が雑誌に載っていてそれでコードを憶えた」、としても
掲載されているコードフォームとポジションを憶えただけ
になってませんかね?

コードを憶えたは良いけど、いつも同じポジションになる。

(別の曲でも)憶えたいつもと同じポジションでしか、弾けない。

ほぼ、このような感じになってしまう人が多いのですが
どうでしょうか?^^;
(最たる例が、悪名高きFコードですね~。実際にはもっと簡単に弾けるポジションも有ります^^;)

勿論、本人が満足して納得していれば問題無いので良いのですが
良く聞かれる事で多いのが、
「何かCDと違う」とか「ちょっと曲の雰囲気が~」等
「何か微妙に違う感」に若干、ストレスを感じつつも
「何か」が分らないのでそのまま弾いている。

このような人が思ったより多くいました。
(昔の私も正に、この例の通りでした^^;)

結論から言うと、この「何か」は
「コード」は正しいけれど、「構成音の並び順」が変わってるので
(ギターで云うと、別のポジションやフォームで弾くから)
「微妙に別物に聞こえる」
こういう事になります。

前に書いた事で、同じ音でも「他弦にシフト」して別ポジジョンでも弾けましたよね?
故に「コード」も同じで別ポジションにシフトできます。

これが出来るようになると、演奏面で大きく幅が広がります!
その為には、「コード」を理解するときは
コードの構成音の理解が必要になります。
コードフォームだけで憶えると、それしか出来なくなりがちです^^;
これは、あまりに勿体ないです。

 

なので、「コードの構成音」を理解すれば曲に合わせて、又は
同じ曲でも「いつもとは雰囲気を変えて」、と云うことが
出来るようになってきます。

コードフォームを憶えるのはいくつかの基本形だけで、
あとはその都度、自分で(フォームやポジション等)考えて
いけるようになります。

上達して人と演奏するように成ってくると
渡される譜面もコードネームしか書かれていない事がほとんどです。
ましてや、タブ譜やダイヤグラムなんかは絶対に書かれていませんから^^;
(大抵はバンドメンバーか、その知り合い等の手作り譜面ですね。)

その時にいつも同じポジションだと、どうしてもマンネリ化しますよね?
それだと、折角ギターを弾いていてもあまり、面白味が有りませんし、
聴いている人も同じように感じてしまいます。

 

例えば、昔、私が仲間と演奏する時に渡されていた譜面がこんな感じです。

IMAG1065.jpg
こんな感じでほぼ、「コードネーム」しか、書かれていませんが、
同じコードでも曲の雰囲気に合わせて適宜、自由に変えていくわけです^^

 

五線譜だけでなく、こんな簡易な譜面も有りです^^
IMAG1071.jpg
区切られている間が小節です。

 

綺麗に製本印刷されている譜面と比べると、すごい大雑把で簡易ですが
(プロに限らず)ライブをする人は多数がこんな感じかと思います^^;
逆に慣れてくると、このスタイルの方が見やすく感じてきます。

 

若干、「コード」の話とずれましたがコードを理解して行くと、
先の「何か微妙に違う感」も解決できるし、逆にその都度「微妙に違う感」を出すことも出来、譜面も簡易な物で事足りてきます。

この時にテンションコードを使ったり等、自分で思いのままに出来るようになります。
(まあ、ある程度は常套句的なポジションやフォームに落ち着きますが^^;)
他のパートの人とのやり取りもスムーズにいきます^^

 

まあ、ギターを弾く人全員が、人前で演奏したり仲間と合奏する訳ではないので
上記の私の例が当てはまらない場合もあるかと思いますが参考までに^^;

 

「コード」はポジションやフォームよりも、構成音を理解する。
これですね!

 

一人でまったり演奏する場合でも「何か微妙に違う感」を感じる事は
有ると思いますので、憶えておいてくださいね。

演奏の幅がおおきく広がってギターがもっと、楽しくなること必至です!
演奏面だけでなく、「耳コピ」をする際にも非常に便利です^^
コードブックやダイヤグラムを丸暗記なんかせずに、
構成音を理解して、自由にコードを使っていきましょう~^^

次回から少しずつ、具体的に「コード」の解説していきます。

それでは今日はこの辺で。

ありがとうございました。

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