ギター好き!12(最強の教則本はこれ!)
こんにちは おきな丸です。
突然ですがあなたは普段、練習時に教則本は使っていますか?
何も使わずにCD等を流して好きな曲に合わせて弾くスタイルでしょうか?
コピーしたい曲の譜面とにらめっこしつつ、ギターを構えている?
思うように弾けず、漠然と「早く上手くなりてえな~」 「何で上手くならないんだろう?」
とか、思うことがありますよね?
周囲の上級者を羨んだりとか・・・
まあ私も含め皆、その道を通過してきていますので気持ちはよくわかります^^;
この時に焦って、やみくもに曲の譜面だけをコピーしていてもあまり成果は出ません。
やはり効率よく地道な反復練習が最短であり、最強です。
その方法が分らずに、やみくもに練習しても挫折しかねないですからね^^;
勿論、やみくもに弾いていても何かしら、得るものは有るかとは思いますが
時間は余計に掛かるし、効率がよろしくないですので、
(大多数の人はこの時点で挫折してしまいますね^^;)
今日は今までに書いた事に加え、さらに加速してステップアップできる
教則本と練習方法をお伝えします。
今の自分には
「どんな教則本を使って、どんな練習をすれば効率がいいのか」
悩んだり解らない人は参考にしてみてください。
ちなみにこれも私自身、いまでも練習している方法です。
その上でお薦めします^^
使う教則本は
「コールユーブンゲン」
と、云う昔からある声楽の為の本です。
要はボーカルトレーニングやソルフェージュの一種ですが、
ギターの練習にも非常に役に立ちます。
サックス等、ギター以外の他の楽器にも使えると思います。
私が使っているのは母親が学生時代に使っていた物なので
かなり古くて汚れていますが、中身は関係ないので
そのまま使ってます^^;
で、肝心の中身ですがこんな感じですね。
それで、この本の譜例を裏打ちに合わせて弾いていくのですが、
この本は譜例が各テーマごとに作られています。
例えば、リズムを強化したりとか、アクセントを気を付けるとか、・・・
そのテーマを意識して練習していきます。
まず、当然ながらタブ譜が有りませんので読譜が鍛えられますし、
(これまでのここの記事を読んでポジションを把握できていれば対応できます!)
リズム、音の強弱のつけ方(アクセント) ブレス(息遣い) 加えて
度数を意識してのフレーズ(この音とこっちの音は何度、離れているか等)、
又、フレーズを「唄う」ように意識する事、
(度数に関しては、理論関係の話になるので次回以降に少しずつ解説していきます)
等々、(演奏面で)ステップアップする為の要素が最高に効率良く練習できます。
特にブレスに関しては重要で、ギターはブレスが不要な為にアドリブとかでダラダラとしまりの無い演奏になりがちですが、
これは管楽器等が「ワンブレスでワンフレーズ」
で纏まるのに対してギターがブレスを意識していないからです。
(仮にアドリブソロをしなくても、ブレスの意識は重要です!)
「何か分らないけど、~(上手く弾けない、格好よくキマらない等)」
「何か」の正体はこの練習でかなり、改善されます!
(私も実際にそうでした^^)
是非、試してみてください。
まとめますと、
① 読譜が鍛えられる(又は譜面慣れできる→タブ譜が要らなくなる)
② リズム、アクセントが鍛えられる
③ ブレス(息遣い)を意識するようになる(ダラダラした演奏では無く、纏まった演奏ができる)
④ 楽器でもフレーズを「唄う」ように演奏できる(手クセだけで弾いてしまう人は特に効果あり!)
⑤ (知らない曲でも)楽器が無くても譜面を見て頭の中で口ずさめる→初見も可能になる
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簡単にあげると、これだけの事が一冊で効率良く鍛えられます。
あくまでも私個人の考えですが、
「複数の教則本を1回練習するよりも、1冊を何回も反復」
する方がお勧めです。
その一冊のひとつが今日、紹介した本です。
特別に高価な本ではありませんが、これだけの事が習得できるので損は無いです。
あとは「やる」か「やらないか」だけですね。最後はこれに尽きます^^;
念の為に一言、
私は「音大受験」や、「コンクール入賞」を目標にしてるわけでもないし、薦めているわけでもないですよ?^^;
これで「大きく自分の演奏の幅が広がって色々と役にたった」のでお薦めしているだけですから。^^
何かの参考になれば幸いです。
コード等の「ハーモニー」も、今後解説していきます~。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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