必笑!おきな丸~教則本に書いていないギター上達のコツ

ギター好き!19(key(調)の捉え方 まとめ ♯系)


こんにちは おきな丸です。

各keyにはそれぞれ、「メジャー(長調)とマイナー(短調)が有る」のは少しずつでも理解できたでしょうか?^^

今回は一応、♯系のキーを譜例にしてまとめてみました。

最終的には全て頭に入れるのがベストですが、いきなり全てを丸暗記するのはシンドイし、

あまり要領を得ないので、ちょっとしたコツも含めて説明していきます~

まずは、♯×1から、

♯×1だと上記の通り、Gメジャー か Eマイナーです。

ギターだと、6弦オープンの最低音がE音なので、演奏しやすいkeyですね。

メジャーのGもオープン弦が使えるので頻繁に出てきます。

 

♯×2

♯×2だと、Dメジャー か Bマイナーです。

ギターでは、4弦オープンがD音なので対応はし易いですが、多くの場合は

6弦のE音をデチューン(チューニングを下げる事)して、6弦をDにして対応することがおおいですね。(6弦だけをD音に下げて、その他はノーマルチューニング)

ロック系だけでなく、弾き語りやソロギターにも頻繁に使われる変則チューニングです。

 

♯×3

♯×3は Aメジャー か F♯マイナーです。

このキーはギターでも弾きやすいので、頻繁につかわれますね。

5弦のオープンがA音なので開放弦を含めたギターリフ等、ロック系でも頻繁に出てきます。

 

♯×4

♯×4は、Eメジャー か C♯マイナーです。

これも上記のkey Aと同様に、6弦オープンがE音なのでギターでは弾き易く頻繁に使われます。

 

♯×5

♯×5は Bメジャー か G♯マイナー になります。

ここまで♯が多くなると、どの音が♯なのかよりも

ナチュラル(シャープやフラットが付いていない音)な音を意識して「それ以外、シャープ!」位の感覚の方が理解しやすいかもしれません~

key Bだと、「E音とB音」 以外が全て♯になります^^;

このキーは、ギターだとオープンも有効には使えないので(一応、2弦オープンはB音ですが^^;)、場合によっては半音キーを上げて、C か Am に移調することもあります。

それか、管楽器等が居ないバンドとかでは、チューニングを全て半音下げて弾いたりとかですかね。(演奏上はkey Cのポジションだが、出ている音はkey Bの音になる)

 

♯×6

♯×6は key F♯メジャー か D♯マイナー になります。

これもナチュラル音を意識して、「それ以外は♯が付く」と考えたほうが理解しやすいかと思います。上記の譜例中にも書いてありますが、「B音」以外、全て♯です^^;

まあ、7つの音の内で6つが♯付きになるので譜面もごちゃごちゃしてますね^^;

ギターではオープンも使えないので、正直な所、あまり見ないですかね^^;

これも「半音キーを上げてG Em に移調する」か、「半音下げて、F Dm にする」か、が多いでしょうか^^;(あくまでも、私の経験上の話です。実際はケースバイケースです^^)

 

♯×7

「全ての音に♯が付く」事になるので、key C♯メジャー か A♯マイナー になります。

譜例としては「ギター好き!18」の物に全てに♯が付く形ですので、ここでは割愛します^^;

このキーではあまり演奏することがないですね~^^;一応、理論上は存在してますって位ですね。

仮に演奏するときは、異名同音(エンハーモニック 後日、きちんと説明します)のD♭での表記で演奏する事が多いです。

 

ここまで♯系の全keyを説明しましたが、これを「♯1個がGで♯2個gDで・・・・」と暗記すると時間も掛かるし、すぐに忘れてしまいますよね?^^;

ですので、簡単なコツをお伝えします。

 

まず、♯が1個も付いていないのは key C かAm ですから、

ここからスタートして次の「♯1個=G  か Em」、これだけを何とか頭に入れます。

後は交互で順番に音名を並べていくだけで、keyの特定が出来るようになります。

図で簡単に説明してみます。

(♯数)    0       2          4      6   

(長調)  C    G      D     A      E   B   F#   C#

(短調)  Am        Em         Bm        F#m    C#m     G#m    D#m   A#m

(#の位置)    無し         F            C            G         D         A          E         B

 

簡素ですが、♯数が2 4 6の偶数と1 3 5の奇数で交互に順番に並んでませんか?

一個飛ばしで音名が順番にC D E F♯ 又は C G A B C♯ 

(♯系なので全音間隔で上がっていきます。)

この形が交互に並んでいるので、「♯1個 G」を何とか頭に入れたら続きも思い出しやすくないでしょうか?

メジャー調がわかれば、「その6番目がマイナー」を思い出して「Em」も

指折り数えてでも、導きだせます^^

(勿論、短調も同じ理屈で並んでます。)

一緒に「♯の付く位置もメジャーキーの音の全音1こ分下の音に付く」、と理解しておくと便利です。(例 key GならばF  key DならばC に♯が付く)

#の付く位置(音)ですが、今までの譜例を見て気づいた人もいるかと思いますが、

#の数が増えていっても、今までに付いていた位置はそのままで付け足す形になります。(これは♭系の時でも同様になります。)

 少しずつ慣れていってください~

 

この原理は♭系でも同様ですが、「♭は半音下げる」と云う性質上、全音間隔で下がっていきます。♭系は次回以降で説明します^^

それでは、今日はこの辺で~

ありがとうございました。

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