必笑!おきな丸~教則本に書いていないギター上達のコツ

ギター好き!18(key(調)の捉え方 マイナー(短調))


こんばんわ おきな丸です。

今日は引き続いて、keyの捉え方、マイナーキー(短調)について説明します。

前回の内容でメジャー(長調)のkeyの捉え方の大まかな事は解ったかと思いますが、いかがでしょうか?^^;

 

実は、各keyには必ずマイナーキーもあり、メジャーとマイナーの両方のキーが存在してます。

例えば、keyがCだとすると、

上記の並びでは、長3度のE(ミ)があるのでメジャー調ですが、これをスタート音を長6度のA(ラ)からスタートさせると、Aの3度に当たるCが短3度になり、マイナー調になります。

(タブ譜を付けていますが、目安なので自由にシフトさせてください^^)

 

実際に弾いてもらうと解りますが、keyCに於いての長6度のA(ラ)からスタートして

1オクターブ分を弾いてみると、かなり物悲しく聞こえますよね?

これは短3度が入っているからです。短3度の音が入っているとマイナーになる理屈はコードと同じですね^^

厳密に云うと、短3度 短6度 短7度が入っているとマイナースケールですね。

メジャースケールからの6番目の音から並べると自然と発生するマイナースケールなので

「ナチュラルマイナー」(日本語で「自然的短音階」)と呼ばれます。

 

まとめると、

「全音 全音 半音 全音 全音 全音 半音」のインターバルで並んでいる

メジャーキー(長調)の6番目の音から並べ直すとマイナーキー(短調)になる。

この同じキー内の長調と短調を平行調と云う。

 

これは全てのキーで共通になります。

ですので、keyがCだとすると、同時にAm(エーマイナー)である可能性もある訳です。

ちなみに、前回で説明したkeyがDの時も同様に、6番目のB(シ)音から並べ直すと

マイナーキーに変わるので、♯が2個だと、DかBm(ビーマイナー)のキーになる、と云う訳です。

 

メジャーとマイナーの見分け方ですが、これは曲によってケースバイケースで経験上、大体はイントロかエンディングの響きで決まりますね^^

(イントロが明るい響きで始まりエンディングも明るい響きで終わったらメジャーキーで、

マイナーはその逆パターンです。)

中には、イントロがメジャーでエンディングがマイナーで終わる曲も有りますが^^;

 

よく勘違いされることで転調と移調がありますが、ここで簡単に説明しておきます。

転調→曲の途中で一部分だけ別のキーに移る(その後、元のキーに戻る場合も有り、転調のキーのまま、エンディングまで行く事もある)

例えば、Jポップとかで曲のエンディングが近くなると、「サビ」の部分を高さを変えて繰り返して、また元のキーに戻ってエンディングか、転調したキーのままエンディングに行く、等がいい例でしょうか。

 

移調→曲全体を別のキー(オリジナルとは違う)に移す

元々が女性ボーカル(歌)の曲を男性ボーカルが唄う時にキーそのものを変えるとか、

ピアノ用の曲を別の楽器で演奏する為、キーを変える、とかですね。

 

それでは今日はこの辺で~

ありがとうございました。

 

 


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