ギター好き!26 (コードの攻略! C A G E D(ケージド)⑥ Dフォーム)
こんにちは おきな丸です。
色々な「フォーム」を説明してきましたが、今回は最後の「Dフォーム」です。
基本フォームの説明もラストの5つ目になるわけですが、
実は今回の「Dフォーム」は前回の「Cフォーム」と重なる部分が多いので、
「また、新しいフォームか~」、とは思わずに
前回に説明した「Cフォーム」にちょっとだけ補足的に足す、と捉えてください~
では、「Dフォーム」の基本形から
4弦に「ルート音」がある形になります。
次に3度の位置ですね
1弦に3度があります。
それで、この「Dフォーム」も1~4弦が鳴っているので構成音が重なってます。
2弦でも「ルート音」が鳴っている事になります~
「Dフォーム」でのコード表です。
今まで同様に、ずらしていってます。
それで、この「Dフォーム」でも簡易形でもフォームを作りますが、
やはり、1~3弦で作る形が多くなります。
「1~3弦」の簡易形は「Cフォーム」と共通!
ここで気付かれるかと思いますが、1~3弦で簡易形で作った形が、実は「Cフォーム」と同じです!
各構成音の位置関係も同じになってます。
再度、確認の意味で「Cフォーム」です。
上記の「Dフォーム」の1~3弦部分と共通です。
こういう事になりますね。 左が「Cフォーム」で 右が「Dフォーム」です。
何故かと云うと、
「Dフォーム」の4弦の音だけを5弦にシフトさせた形が「Cフォーム」なので、
1~3弦部分はそのまま共通、になるわけです。
1~3弦のみを使ってのフォーム時は、「Cフォーム」でも「Dフォーム」でも共通ですが、
5弦にルート音を意識するときは「Cフォーム」
4弦にルート音を意識するときは「Dフォーム」
こう捉えると、(実際に4弦か5弦でルート音を弾かない時も)今後、色々と応用が利くかと思います。(私はそうしてます^^)
これで「C A G E D 」の基本説明は全部です。
これを使えば、色々と便利ですので是非、使ってくださいね~。
数小節の間、同じ「コード」で弾くとき等にこの原理を使って、
「各フォーム」での微妙なサウンド差を出しつつ演奏したりも出来るようになります。
例えば、実際の曲の例としては
ロドリーゴ作曲の「アランフェス協奏曲」の1楽章、
出だしのギターは「Dメジャー」コードを「Dフォーム」→「Aフォーム」→「Gフォーム」→「Aフォーム」
これで、「D」のワンコードを複数の表情をつけてます。
勿論、これだけでは無いので色々と弾いて試してください~
それでは今日はこの辺で
ありがとうございました。