ギター好き!6(各弦12フレット オクターヴ)
こんばんは おきな丸です。
前回までの各弦の音配列とオクターヴの概念は少しずつでもお分かりになりましたでしょうか?
今回はもう少し引き続いて書いていきますね。
まずは下を見てください。
1弦のオープンと12フレットですが、これは両方「E」の音で
オープンのEと1オクターヴ上のEです。
オープン音から順に1フレットずつ弾いていくと半音ずつ上がっていき
12フレットで1オクターヴ上の音にたどり着きます。
要は(半音込みで)全部で12種類の音しか有りません。
(世界的に見ると色々な音階が有りますが、ここでは考えずに一般的に浸透している音階として12音で解説してます。)
一般的な音階として ド レ ミ ファ ソ ラ シ の7音
これに各音の半音を入れて12音になります。
(ミ ファと シ ドの間には半音が有りません)
ド 半音 レ 半音 ミ ファ 半音 ソ 半音 ラ 半音 シ ド
こんな感じです。
上記の1弦で云うと、この配列のミ(E)から始まり1フレットずつ上がっていくと12フレット分(12種類の音)で
全部の音を弾く形になりますよね?
オープン(0)と1~11フレットで12音で、次の12フレットは1オクターヴ上の同名音になります。
この形を応用すると、
オープン(0) = 12フレット(1オクターヴ上の同名音)
なので
1フレット = 13フレット(1オクターヴ上の同名音)
2フレット = 14フレット(1オクターヴ上の同名音)
・
・
・
こうなります。
なので、オープン(0)と11フレットまでを理解してしまえば、
12フレット以降は再びオープン音~11フレットまでと同じ配列と云うことになります。
24フレットまであるギターだと、各オープン音の2オクターヴ上の音まで弾けることになります。
ほとんどのギターは最高24フレット位までしか有りませんから、これで各弦、全ポジションを
容易に捉えられるようになるかと思います。
任意のポジションから、12足したり引いたりすればオクターヴ差の同名音です。
例えば
1弦17フレットが何の音か知りたければ12引いて 5フレットと同名音 と考えて 1弦5フレット=A(ラ)(の1オクターヴ上)
の音だ! とすぐに解るようになってきます。
この時に、音名と併せて五線譜表記(いわゆる「おたまじゃくし」)も頭の中で思い浮かべるようにしてくださいね。
確実に早くステップアップしていきます!
この考え方と、前回までの「他弦へのシフト」を理解しておくと全弦 全ポジションを使いこなせるようになります。
是非、何回も試してみてください!
出来るだけ簡潔に解りやすく書いたつもりですが、不明な点や聞きたい事等があればコメントなりに書いてくださいね。
今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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