ギター 上達法 40 (チョーキング ギターの醍醐味!チョーキングでかっこよく決めよう!)
こんにちは おきな丸です。
今回は、ギター演奏の醍醐味の一つである「チョーキング」について説明します。
「チョーキング」とは、英語で云うところの「チョーク」(choke 絞める)のing形ですが、
海外では「ベンディング」(bending 曲げる)と、呼ばれている事が多いです。
やり方としては、押弦している指で弦を引っ張って音程を変化させる奏法です。
よくギターの口まねで「チュイーン!」とか「ギュイーン!」とか云われているアレです。
(実際は口まねする人が何を伝えたいかはケースバイケースですが、大方、「チョーキング」の事かと思われます^^;)
この「チョーキング」のニュアンスはピアノでは出せない為、ギターの専売特許のような感じです。
フレーズの所々に使われる「チョーキング」ですが、普通に演奏するよりも滑らかになるだけで無く、
ゲイリームーアやマイケルシェンカーに代表されるような「泣き」(※楽器が泣いているように聞こえる)等、
独特な「味」がプレイヤーや曲ごとに出ますし、何よりカッコいいので絶対に使いこなしてほしいテクニックです。
この「チョーキング」ですが、
2本の弦を使う事もありますが、多くは1本の弦を「押さえている指で弦を引っ張る」だけですので
始めたばかりのビギナーの方でもトライされた事はあると思います。
ですが、
「何か綺麗に聞こえない!」
「ピッチ(音程)がおかしい・・・」
「弦に指が引っ掛かってチョーキング自体ができない・・」etc
等々、
「簡単そうに見えるのに思うように出来ない」と云う話を良く聞きます。
私の経験上ですが、キレイに決まらない理由として
①ピッチ(音程)がずれている
②他の弦に(鳴らさない弦)に指が当たってノイズが出る
③ピッチを変えるリズムがずれている
④無理に指に力を入れようと(弦を引っ張ろうと)して無駄に力みすぎる
大体の人はこのパターンのどれか、又は全てに当てはまってました^^;
上記の番号は、(あくまでも私個人の見解ですが)
多くの人が抱えていた問題点の多さで順番をつけています。
ですが、上記の問題点は基本的な事を意識して練習すれば解決できます!
(※勿論、私も全部の弱点克服の練習やりましたよ~^^;)
注意すべき事として、
問題点を本人が気づいていれば良いのですが、
①~④のどれか(又は全て)の問題点を自覚していない事も多々、あります^^;
(本人はキレイに演奏しているつもりだが、客観的にはピッチがずれている事とかは典型的です^^;)
そのまま演奏し続けると、後になるほど修正が難しくなるので
シビアに判断するようにしましょう^^
その方法は、「自分の演奏を録音する」ことです。
これで客観的、且つシビアな目で判断すると一気にレベルアップします。
「録音」のテクニックやノウハウも身について一石二鳥です!
「録音」してみる、と云う前提で練習していきますが
一気に全部をやろうとすると挫折しますので、
①から順番に基礎を固めていくのが、確実で結局は近道になります。
では①を鍛える譜例です~
見ての通り、「ドレミファソラシド」 Cメジャースケールです。
1小節目は普通に弾いて音程を確認します。
続いて2小節目で「チョーキング」でスケールを上がっていきます。
ちょっと見づらくて申し訳ないのですが、
2小節目、タブ譜の各数字の左に小さく数字がありますが、
実際はそのフレットを押さえて右側のフレットの音程にチョーキングで上げます。
例えば、2小節目1拍目、3弦 「45」 となっていますが
3弦の4フレットを押さえて、5フレットを押さえた時と同じ音程に上げる と云う事です。
要は「ドレミファソラシド」を一つ前の音を押さえて、次の音の高さまでチョーキングする と云う事です。
譜例では上行形しか書いていませんが、下行形も一緒に弾いてください。
これは早く弾く必要は無く、むしろゆっくり弾いてピッチのズレが無いかシビアに練習してみてください。
まずは、ピッチを正確に調整できるようになる事が目的ですから今の時点で「リズム」は考えなくても大丈夫です。
焦らず、確実に身に付けていきましょう~
今日はこの辺で~
ありがとうございました。
音楽経験ゼロの初心者でもギターが弾ける!大人気ギター教材 まずは15日間【無料】お試し利用から!大容量200GB~レンタルサーバー『HETEML』