必笑!おきな丸~教則本に書いていないギター上達のコツ

ギター 上達法 46 (トレモロピッキング① 「エレキ アコギ式」 リードギター 速弾きのコツ!)


 

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こんにちは おきな丸です。

今回は「エレキ アコギ」の代表的な奏法でもある「トレモロピッキング」と、

それに伴う「速弾き」のコツを説明したいと思います。

 

※(クラシックギターでも名曲「アルハンブラの思い出」に代表されるように「トレモロ奏法」がありますが、

 ここでは「エレキギター アコギ」に於ける「トレモロ」とは、分けて考えて説明してます^^;

 「クラシックギター」式のトレモロ奏法も次回以降できちんと説明します。)

 

まず、「トレモロとは何か?」を説明しますと、

トレモロ・・・・「同じ高さの音を連続して弾く」と云う事になります。

 

「緊迫感や不安感」を醸し出したり「フレーズを目立たせたい」時等、

色々な場面で役に立つテクニックです!

 

性質上ある程度の速さで弾く必要が有る為、運指を組み合わせると

「速弾き」も出来るようになり、所謂「リードソロ」も出来るようになりますので

ぜひ、トライしてみてください^^

 

では、譜例で説明していきます~

まずは、この譜面

1弦のみを使っての「ド レ ミ ファ」です。

 

これを「トレモロピッキング」で弾いてみると、

こんな感じです。

「ド」~の音が4分音符1つを各々16分音符で4回弾く形です。

 

この時の注意点をいくつか。

①最初はゆっくりから始め、各音確実に4つずつ弾く(少しずつ速くしていく これを怠ると後々で痛い目を見ます^^;)

②音の強弱にムラが出ないように、均一の強さで弾く

③速くなるにつれ、腕や手、指に力が入らないように気を付ける

④「トレモロピッキング」は手首のスナップを利かせる(※肩から腕にかけては力を入れない)

⑤ピッキングと運指のタイミングを確実に合わせる事

「何となく出来てる」や「出来てる感じ~」等、ごまかさずに確実に、リズムや強弱、音が均一化しているかをシビアにみる!

 

速くなると、どうしても細かい細部が解りにくくなりますが、ココが「上級者になるか万年、伸び悩む」かの分かれ道です!

地味な部分で目立たない箇所ほどシビアになることが上達の一番の近道です。

(私自身、昔は上記①~⑥まで、(特に⑥に)当てはまっており痛い目を見ています^^;)

 

 

これを少しずつ練習してから、応用して積み重ねていきます。

次は譜面は同じですが、ポジションをシフトして変えてみます。

一拍目の「ド」を2弦にシフトしてみました。

五線譜上では変わりませんが、ポジション変化によって2本の弦を使う形になりました。

1本弦のみよりも、若干弾きにくいかもしれませんが弦移動も含めた練習も入ってます。

 

同様に、ポジションをシフトさせた例です。

シンプルな「ドレミファ」のみですが、これだけのポジションで弾くことができます。

 

 

ポジションを変える事で音色の変化は勿論ですが、

運指や弾き易さ、前後のフレーズや曲の雰囲気、トラブル(弦が切れる等)等、

色々な場面で対応できるように練習しておくことも重要だと思います~

 

場合によっては思わぬ発見や気付く事もありますので、

「常に同じポジション 譜面の鵜呑み」で無く、別ポジションにシフトが可能かを考える習慣をつけるのも

上達のコツですね!

 

 

上記の①~⑥を鍛える譜例をもう一つ、紹介します。

若干、クセがあるように感じるかもしれませんが、「シビア」に練習するすれば大幅に実力アップしますので

トライしてみてください。

1弦のみを使用ですが、運指が16分音符の頭から1拍ごとにずれていく形です。

 

特に注意点⑥の状態だと、「ぐちゃぐちゃ」な状態になるので

必然的に「シビア」に弾く事が要求されます^^

 

この譜例を少しずつ練習していくと、複数の弦にまたがった「速弾き」や「リードプレイ」も

出来るようになりますので、焦らず確実に習得していきましょう~!

 

今日はこの辺で!

ありがとうございました。

 

 

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