ギター好き!5(1弦の配列とオクターヴ)
こんばんは おきな丸です。
今日は前回の続きで最後の一本、1弦です。
前回の最後にも言いましたが、1弦は6弦とオープン音が同じE(ミ)音なので、
音名も6弦と同じになりますが、五線譜表記が違ってきます。
音が高くなるので五線譜も伴って変わります。
正確には6弦と1弦は音の配列は同じですが、「2オクターヴ」離れています。
「オクターヴ」とは、例えば 「ド」レミファソラシ{ド}~♪ と音階を唄った(又は演奏)時に「ド」から一音階分上(又は下)の{ド}
までの距離の単位みたいなものです。
上記の例だと、「ド」から{ド}は1オクターヴ上の音、と云う事になります。
({ド}から「ド」は1オクターヴ下の音になります。)
五線譜で説明すると、
1弦に話を戻すと、6弦より2オクターヴ高い音なので上記の右のC ドから
もう一音階分高くなる形です。
五線譜表記だとこんな感じで、
左のC ドからC ドまでが1オクターヴ、
C ドからC ドまでが1オクターヴ
C ドからC ドまでが2オクターヴ
こうなります~。
例として C ド の音で書いてますが、例えば レからレとか、ラかラ 等、どの音でも同様です。
前回までの2弦までの解説と、他弦へのシフト理論で6弦にシフトした場合、かなりハイポジションまで使えましたよね?
それを応用すると、1弦と6弦は同じ音の配列で五線譜上だと2オクターヴ離れているだけです。
例えば1弦3フレットはGですが、6弦3フレットも同じGになりますが、
1弦から見ると6弦は2オクターヴ下のG
6弦から見ると1弦は2オクターヴ上のG
こういうことになります。
この考えでいくと、他弦から6弦にシフトした音の配列がそのまま使えます^^
あとは焦らずに、繰り返し各弦の5フレットまで(3弦は4フレットまで)を復習してみてください。
「各弦を一本ずつ丸暗記」なんて事は効率が良くないし、後々応用が利かないのでやめておきましょうね~^^
それでは、今日はこの辺で。
ありがとうございました。